ぼーの の日記

セイバーメトリクスとか

投手のポジション補正

以下3つの条件をもとに先発と救援のポジション補正値を求める。

1)先発投手のtRAがlgtRAに対してa倍、救援投手のtRAがlgtRAに対してb倍とする。
2)リーグ総投球回のうち、先発投手が占める割合をA、救援投手をBとする。
3)DELTAの分析より先発投手と救援投手のtRA差は0.85とする。

リーグの平均的な投手が先発した時のtRA ( lgsptRA ) は

lgsptRA = ( a × lgtRA ) × A + ( b × ltRA + 0.85 ) × B

             = ( a × A × lgtRA + b × B × lgtRA ) + 0.85B

ここで a × A × lgtRA + b × B × lgtRA はlgtRAと等しくなるので

lgsptRA = lgtRA + 0.85B

先発投手のRSAAは

RSAA = ( lgsptRA - tRA )/9 × IP

          = (  lgtRA + 0.85B - tRA )/9 × IP

          = ( lgtRA - tRA )/9 × IP + 0.85B/9×IP

したがって、この「+0.85B/9」を1イニングあたりのポジション補正値としてみなすことができる。 

救援投手についても同様に計算してみる。

リーグの平均的な投手が救援した時のtRA ( lgrptRA ) は

lgrptRA = ( a × lgtRA - 0.85 ) × A + ( b × ltRA ) × B

             =  ( a × A × lgtRA + b × B × lgtRA ) - 0.85A

ここで a × A × lgtRA + b × B × lgtRA はlgtRAと等しい。

lgrptRA = lgtRA - 0.85A

救援投手のRSAAは

RSAA = ( lgrptRA - tRA )/9 × IP

          = (  lgtRA - 0.85A - tRA )/9 × IP

          = ( lgtRA - tRA )/9 × IP  - 0.85A/9×IP

したがって、この「-0.85A/9」を1イニングあたりのポジション補正値としてみなすことができる。

まとめると

先発投手のポジション補正値(100イニングあたり)

→ +9.4 B

救援投手のポジション補正値(100イニングあたり)

→ -9.4 A

A = 0.65、B = 0.35 とすれば

先発投手のポジション補正値(100イニングあたり)

→ +3.3

救援投手のポジション補正値(100イニングあたり)

→ -6.1 

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